産婦人科ニュース

筋腫の変性痛をご存じですか

多くの女性にみられる子宮筋腫。大きさや発生する場所、数はさまざまですが、30歳以上では2~3割の女性にみられるといわれています。
筋腫を栄養する血流の変化により、筋腫の変性を来たし、疼痛を生じることがあります。痛みは、「少し痛むかな」という程度から、入院を要する程度までさまざまです。発熱がみられることもあります。妊娠中にもおこり、妊娠16週以降に多いようです。
時間の経過とともに症状は落ち着きますので、必要時は鎮痛剤を使用しながら経過を診ますが、痛みが強い場合などは受診をお勧めします。