臨床検査技師 採用情報

現在の募集状況

業務内容

検査部の検査技術課は、生化学検査、免疫血清検査、血液検査、一般検査、輸血検査、細菌検査、生理検査の領域で構成されています。臨床検査部門では他に病理部門がありますが、病理診断科部に属しています。しかし、臨床検査技師の働く場として業務配置を共有していますので、同じ職場としてご紹介します。

令和7年1月現在、臨床検査技師18名が在籍しています。病院本館2階に中央検査室があり、新生児集中治療室(NICU)、耳鼻科外来、外来中央採血室にも当部署から人員が配置されています。
平日通常勤務の他、日直当直業務も行っています。入職当初から複数領域の業務ができる様にトレーニングします。
各検査はオンライン化されており、電子カルテシステムと連携して運用を行っているため、システム運用の知識、分析装置のメンテナンス、精度管理などができるようになります。
その他、資格取得や学会、研修会参加を通してのスキルアップをサポートする環境が整っています。

現在、超音波検査士、細胞検査士、各分野二級臨床検査技師、聴力・平衡機能検査技術認定者、日本DMAT隊員、第一種衛生管理者、衛生工学衛生管理者、毒物劇物取扱責任者、有機溶剤作業主任者、特定化学物質及びアルキル鉛等作業主任者・・・等、資格・認定取得者が活躍しています。

主な使用機器一覧

生化学血清部門

  • FUXION+(2機)生化学・免疫化学自動測定連結機

一般検査部門

  • AX-4061尿定性・半定量多項目測定装置

血液部門

  • XN-1500 血球計数血液像自動測定装置

細菌検査部門

  • バクテックFX40 血液培養装置

輸血検査部門

  • ECHO Lumena血液型・不規則抗体スクリーニング装置

採血室

  • BC・ROBO-8000採血管準備装置

生理検査部門

  • Aplio400 超音波画像診断装置

病理部門

  • Histostainer36A 自動免疫組織化学染色装置

先輩技師からのメッセージ

佐藤詩織(医療技術部 検査技術課 臨床検査技師 令和6年4月入職)

私は臨床検査技師として幅広い知識や技術を身につけたいと思い、臨床検査技師が複数部門の検査を担当している当院を志望しました。複数部門を担当するうえで、身につけなければならない知識や技術が多く大変に感じられたこともありましたが、担当するそれぞれの部門の知識を生かして検査データを見られるようになってきたことが大きなメリットだと感じています。
当院は総合病院であり休日や深夜の日当直業務も大切な仕事の一つです。日当直業務の研修は入職した翌日から始まり、7月のデビューまでの3か月間でした。そのため、入職したばかりの私は日当直業務に対して大きな不安や緊張がありました。しかし、この研修は各部門でマンツーマンの指導体制が整っているため、しっかりと準備をして臨むことができました。日当直業務では日常業務では携わらない部門の業務をこなす必要があり、研修で教わったことを思い出しながら、迅速で正確な検査結果を提供できるよう日々努めています。
当院の検査室は私のような若い人が多いため、疑問や不明点をその場で気軽に相談できることが魅力です。スタッフ数は多くありませんが、様々な場面で互いにフォローしながら日々の業務を行っています。また、学会や勉強会、資格取得やスキルアップをサポートする環境も整っています。職場の雰囲気や詳細な業務内容については是非一度見学にいらしてください。見学を希望される方は病院代表に連絡し、「検査技術課の職場見学希望」とお伝えください。(病院代表:022-243-1111)