耳の手術を中心に難聴や耳漏、顔面神経麻痺に対する専門的診療を行っています。
耳鼻咽喉科では、2025年度より慢性穿孔性中耳炎、真珠腫性中耳炎、癒着性中耳炎、外耳道真珠腫、外耳道狭窄、顔面神経麻痺など、耳の病気に対する診断と手術治療を中心とした診療を開始しました。
耳だれが続く、鼓膜に穴がある、聞こえにくい、真珠腫を指摘された、手術が必要と言われた、過去の手術後に耳だれや難聴が残っている――このような患者さんに対して、顕微鏡・耳内視鏡による診察、聴力検査、CT検査、MRI検査などを組み合わせ、病状に応じた治療方針を提案しています。
当科では、鼓膜形成術、鼓室形成術、乳突削開術、外耳道形成術、顔面神経減荷術などの耳科手術を行っています。単純な鼓膜の孔を閉じるだけなら1時間程度の日帰り手術で、そのほか鼓室形成術でも、局所麻酔であれば1泊、全身麻酔でも2泊程度の短期入院での治療が可能です。
また、NICUとも協力し、新生児の聴力スクリーニングをはじめ、小児の中耳炎や難聴の診断なども行っております。
年間耳科手術件数:2025年度145件
・鼓室形成術97件
・鼓膜形成術28件
・顔面神経減荷術15件
・外耳道形成術 4件
・内耳窓閉鎖術 1件
2025年度は、145件の耳科手術を行いました。主な対象疾患は、慢性穿孔性中耳炎、真珠腫性中耳炎、癒着性中耳炎、術後伝音障害、術後乳突腔障害、中耳奇形、外耳道真珠腫、外耳道狭窄、サーファーズイヤー、外リンパ漏、顔面神経麻痺などです。
2026年度も耳科手術の紹介が増加しており、地域の先生方からご紹介いただいた患者さんに対して、できるだけ早期に診断・手術適応の判断を行える体制づくりを進めています。
※手術件数は年度ごとに更新予定です。
• 耳漏、難聴などの耳の症状全般
• 過去の耳の手術後に残る症状(耳漏、難聴など)
• 顔面神経麻痺(手術適応の判断含む)
• 小児の中耳炎、難聴、新生児聴覚スクリーニング後の精査
慢性穿孔性中耳炎、真珠腫性中耳炎、術後耳、外耳道狭窄、顔面神経麻痺など、耳科手術の適応が考えられる患者さんがいらっしゃいましたら、当科へご紹介ください。
「手術が必要かどうか判断してほしい」「難聴や耳だれが改善しない」「真珠腫が疑われる」「鼓膜穿孔が閉鎖しない」「顔面神経麻痺で減荷術の適応を相談したい」といった段階でのご紹介にも対応しています。