総合周産期母子医療センター

部門の概要

総合周産期母子医療センターとは、6床の母体・胎児集中治療室(MFICU)を有する産科病棟と、12床の新生児集中治療ベッドを有する新生児病棟を備え、24時間体制での母体搬送および新生児搬送の受入体制を有し、合併症妊娠,重症妊娠高血圧症候群、切迫早産、胎児異常など母体・胎児におけるリスクの高い妊娠に対する医療および高度な新生児医療等の周産期医療を行うことができる医療施設です。

歴史

  • 1982年(昭和57年)当院が現在地への移転新築に伴い、東北地方初の周産期センターとして開設

病床数

産科側
母体・胎児集中治療室(MFICU) 6床 MFICUは、切迫早産、重い妊娠高血圧症候群、前置胎盤、合併症妊娠、胎児異常など、ハイリスク出産の危険度が高い母体・胎児に対応するため部屋で、室内安静の必要性のある妊婦さんが入院しています。他病院から搬送されてきた妊婦さんがまずは入院するお部屋です。室内にはトイレ・シャワー室を完備しています。
産科後方病床 39床
LDR/分娩室 計4部屋 陣痛から分娩、産後2時間まで過ごしていただくお部屋です。開放的な窓から光を浴びながら、リラックスしたお産をしてみませんか。室内にはアロマポットやCD/ラジオ、クッションやマットなどがあり使用しながらリラックスして過ごしましょう。 LDRにはお産の前後で家族の方も入れます。ただし、赤ちゃんも一緒のお部屋となるので、体調の悪い方は入室を控えていただきます。
産科側
新生児集中治療室(NICU) 12床 NICUは人工呼吸器を必要とするような重症の赤ちゃんが入院する部屋です。 出生時35週未満、1900g未満の赤ちゃんや呼吸の助けが必要な赤ちゃん、胎盤(絨毛膜)を共有している双子の赤ちゃんが入院され、中では、新生児科の医師や看護師・助産師が赤ちゃんをケアしています。
回復治療室(GCU) 23床 GCUは状態が落ち着きNICUから出ることができた赤ちゃんや、最初からそれほど重症ではない赤ちゃんが入院する部屋で、NICUの隣にあります。
院内出生軽度異常新生児病床 5床 院内出生軽度異常新生児病床は、院内出生児で在胎35週以上かつ出生体重が1900g以上の赤ちゃんで、低血糖や黄疸などで処置が必要な児の入院する部屋です。NICUやGCUとは離れた新生児室にあります。
母児同室病床 母児同室病床(マザーリングルーム)は、退院間近になった赤ちゃんとお母さんが一緒に泊まってすごし,退院後の育児練習をする部屋です。
総合周産期母子医療センター
4階
電話番号:022-243-1111(代表)