産婦人科ニュース

羊水検査はどのように行いますか

羊水検査には大きくわけて2種類の目的があります。1つめは出生前診断で、染色体を検査する目的、2つめは羊水を採取して子宮内の感染があるかを調べる目的です。
羊水検査では、お腹の表面に局所麻酔を行い、超音波でみながら胎児と胎盤を避けて細い針を腹壁から穿刺し子宮の中から羊水を採取します。お腹が張りやすくなるため、子宮収縮抑制剤を点滴しながら行います。検査後は2時間ほど安静にして、再度超音波検査を行ってから帰宅していただきます。
出生前診断の場合、約3週間で結果が出ます。詳しくは対象の妊婦さんにご説明します。