減量サポート外来

診療科の特色

「肥満症」の改善を総合的にサポート

「肥満症」とは、BMI (体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が25以上の「肥満」に加えて、下記の11の主要な健康障害(合併症)を伴う状態のことです。
放置すると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞、腎臓病などの命に関わる疾患へ進行したり、ロコモティブ・シンドローム(通称ロコモ)を引き起こし動けなくなって様々な悪循環に陥ったりするため、減量治療が必要な状態です。

肥満症治療薬は有効な効果が期待されますが、副作用などのリスクも伴うため、治療開始前に医師との十分な相談が必要です。

11の主要な健康障害
(1) 耐糖能異常(2型糖尿病・耐糖能異常等)(2)脂質異常症 (3) 高血圧(4)高尿酸血症・痛風(5)冠動脈疾患(6)脳梗塞 (7) 非アルコール性脂肪性肝疾患(8)月経異常・不妊 (9) 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群 (10) 運動器疾患(11)肥満関連腎臓病

受診を希望される方

受診を希望される方は、 かかりつけの病院で減量サポート外来宛の診療情報提供書(紹介状)を書いていただくとスムーズです。 定期通院していない方でも、治療適応があるかどうか、まずは当院循環器内科にご相談ください。
※受診は予約制となります。
※保険適用には条件があります。詳しくは下記をご参照ください。

自分の努力だけでは難しかった、肥満症治療。当院スタッフとともに、一緒に減量を頑張って、健康な身体を目指しましょう。

保険適用を受けるための条件(参考)

肥満症治療は保険適用を受けるための特定の条件があり、該当する場合のみ保険適用による治療を受けることができます。

患者様側の主たる条件は次のA-Cのいずれかを満たす場合です。

A.条件1と2をともに満たす場合

条件1.高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれか1つ以上の診断がなされており、適切に薬物治療が行われている方。

条件2. (ア)BMIが35 kg/m2以上 または (イ)BMIが27 kg/m2以上で上記の11の肥満症に関連する健康障害のうち、2つを有する方。

B.条件1と2をともに満たす場合

条件1.BMIが27 kg/m2以上

条件2.睡眠時無呼吸症候群を認める場合

C.条件1と2をともに満たす場合

条件1.BMIが23kg/m2以上

条件2.肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)を認める場合(消化器内科で診断)

※多くの場合、薬物療法開始前に、栄養指導を受けた上で、食事・運動療法で数ヶ月経過を見た上で、効果が不十分な場合に保険診療にて注射薬が処方可能となります。

スタッフ紹介

医師

  • 伊藤 秋代いとう あきよ
  • 専門医・認定医日本循環器学会 専門医 日本内科学会 内科認定医 厚生労働省医政医局長認定 臨床研修指導医 医学博士