リハビリテーション課 採用情報

現在の募集状況

リハビリテーション技術課の特色

当院は、地域に密着した急性期病院であり、様々な診療科と総合周産期母子医療センター、地域包括ケア病棟を有する病院です。

“幅広い領域でのリハビリテーション”

リハビリテーション技術課では、病院の機能を最大限に活かすことを使命とし、運動器疾患・呼吸器疾患・循環器疾患・嚥下障害をはじめ、新生児領域・周産期領域・透析患者・言語障害領域・スポーツ障害領域・排尿障害症例・健診事業など、幅広い対象者にリハビリテーションを展開しています。

「ここで診てもらいたい」と思っていただける診療を、私たちは真摯に追求しています

“始まり”から未来へつなげる

急性期から質・量ともに充実したリハビリテーションを提供するため、私たちは診療体制の構築を進めています。多職種のスタッフと協力し、より良い診療を模索し続けています。

また、病院で完結するのではなく、地域と「つながる」ことを目標に進めていきます。

“ここで働きたい”

総合病院で働くリハビリスタッフとして、幅広い領域の知識と技術を身につけられるだけでなく、「興味がある」「取り組みたい」と思える分野を深め、やりがいと向上心を持ち続けられる職場環境を整えています。

現場のニーズに合わせて既存の枠を超えた取り組みを行い、リハビリテーションの様々な可能性を模索し続けています。また、学会発表や研修会参加、資格取得、研究活動などを積極的に支援し、自己研鑽を応援する体制を整えています。

求める人物像

私たちは次のような姿勢を大切にできる方を求めています。

  • 患者さんやご家族に寄り添い、未来を一緒に描ける方
  • チーム医療を重視し、協力して課題解決に取り組める方
  • 「ゴール」ではなく可能性を探り、「目標」を前向きに支援できる方
  • 学びを楽しみ、専門職として成長を続けたい方
  • 柔軟な発想で、リハビリテーションに従事できる方

ともに成長を実感しながら、私たちと一緒により良いリハビリテーションのかたちをつくっていきましょう。

対応疾患

  • 運動器疾患(人工股関節置換術、人工膝関節置換術、半月板縫合術、前十字靭帯再建術、足関節靱帯損傷、スポーツ障害、上肢・下肢の骨折 等)
  • 呼吸器疾患(肺炎、急性呼吸不全、慢性呼吸不全 等)
  • 循環器疾患(急性心不全、慢性心不全、急性心筋梗塞 等)
  • 嚥下障害(誤嚥性肺炎、小児領域での嚥下障害 等)、言語障害、顔面麻痺、慢性咳嗽症例
  • 新生児領域(NICU・GCUでのポジショニングや神経学的評価、ディベロップメンタルケア 等)
  • 小児領域(発達遅滞、言語発達遅滞、療育支援・指導 等)
  • 周産期領域(切迫早産症例、排尿障害例 等)
  • その他:透析症例ヘの運動療法、健診センターでの運動器検診 等

院内活動

委員会・チーム活動

  • 日本赤十字社救護班(写真2)
  • 嚥下チーム
  • 排尿自立ケア委員会
  • 褥瘡委員会
  • NST(栄養サポートチーム)
  • 口腔ケア委員会
  • 転倒転落予防委員会
  • 骨粗鬆症リエゾンチーム
  • ハートジンチーム
  • 透析運動療法チーム
  • 労働衛生委員会
  • 倫理コンサルチーム

勉強会・研修会

  • リハビリテーション主催 院内リハビリ領域別勉強会(年9回)
  • 病棟主催 診療科別勉強会
  • 臨床工学技士主催 呼吸機器勉強会(年5回)
  • 認知症ケア研修会(年3回) 等

院外活動

  • 部活動(フットサル、野球、バスケ、バレーボール、テニス、卓球、駅伝:日本赤十字社内でのブロック大会、全国大会が年1回開催)
  • 公開講座(名取市、八木山市民ふれあいまつり、等)
  • 救護班活動(救護班研修、マラソン大会、お祭り 等)

1日のスケジュール

1日のスケジュール
8:30~ 9:00~12:00 12:00~12:45 12:45~13:00 13:00~17:00
ミーティング 新患振分 情報収集 診療・記録 カンファレンス 昼休 ミーティング 新患振分 情報収集 診療・記録 カンファレンス

※カンファレンスは、診療科によって日時が異なります。

※月1回、課内の全体会議があります。

職員からのメッセージ

【理学療法士 PT】当院在職9年目

当院の理学療法では、幅広い領域や年代の患者さんを担当します。私は特にスポーツ領域に興味があり、スポーツリハビリを行う機会も多いです。スポーツリハビリでは様々な競技や年代の選手と関わり、再発予防はもちろんのことパフォーマンス向上も視野に、競技復帰を目指しリハビリを実施しています。また、スポーツ選手のメディカルチェックを行ったり、研究を行ったりと充実した日々です。その他にも腎臓リハビリチームとして透析リハビリを行う、救護班として救護訓練に参加するなど、活躍できる場が本当に多くある職場だと思います。
院内には部活もあり、年に一度の球技大会では熱い戦いが繰り広げられます!定期的な交流会などもあり、業務と少し離れたところでも楽しみが多くあります。

【作業療法士 OT】当院在職7年目

当院では幅広い領域でのリハビリを実施しております。その中でも作業療法士として内科系疾患、外科手術後、NICUの患者さんへの介入が多いです。また整形外科術後の患者様の日常生活動作指導、自助具の作成なども行っております。地域包括病棟では週2回の院内デイも担当しています。
急性期での作業療法士としての役割を見つけるのは大変なこともありますが、患者さんが「その人らしく」生活できるよう、切磋琢磨しています。患者さんから学ぶことも多くあり、充実した日々を過ごしています。

【言語聴覚士 ST】当院在職9年目

当院の言語聴覚療法部門は、主に摂食嚥下障害のリハビリテーションを担当しております。 病気や加齢により食事や飲み込みに問題が生じた患者さんに対して必要に応じ嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査などで評価を行います。検査結果を基に医師や看護師、嚥下チーム等の他職種と連携しながら治療をすすめてまいります。
病状が回復した患者さんの退院先が御自宅や地域の御施設などの場合は、当院医療相談員と連携し、退院後も安心してお過ごしいただけるよう地域での生活を支える支援者の方々への情報提供を行います。 また、件数は多くありませんが小児の発達遅滞や機能性構音障害等に対する外来リハビリテーションにも対応しております。
患者さんお一人おひとりの生活の質が向上し地域の中で支援の輪を広げ、その支援の一翼を担えるよう、日々業務に取り組んでおります。

学会・研修会等 参加状況(2024年度、一部抜粋)

  • 日本赤十字リハビリテーション協会学会
    • 大腿骨内顆軟骨損傷に対する自家培養軟骨移植術後にハイレベルのスポーツ復帰が可能となった症例(口述発表)
    • 前十字靭帯再建術前における体組成計を用いた下肢筋肉量の検討(口述発表)
  • 臨床スポーツ医学学会
    • エリート高校サッカー選手の片脚立ち上がりテストと第5中足骨部所見、股関節外転筋力、足趾把持力、カウンタームーブメントジャンプとの関係(口述発表)
  • スポーツ整形外科学会
    • エリート高校サッカー選手の前距腓靱帯損傷とJones骨折は関係するのか?(口述発表)
  • 宮城県理学療法士学会
    • エリート女子バレーボール選手における片脚立ち上がりテストと上体起こしテストとの関係(口述発表)
    • 寛骨臼蓋形成不全症にSpherical Periacetabular Osteotomyが行われた症例に対する理学療法経過 -股関節周囲筋力に注目して-(口述発表)
    • 「変形性関節症の歩行障害と誠実に向き合う」(講演)
  • 仙台赤十字病院と介護施設・事業所との懇談会
    • 「高齢者のリハビリテーション」(講演)
    • 「今日からできる誤嚥予防」(講演)
  • 仙台膝の会
    • 「私が取り組む膝関節疾患のリハビリテーション」(講演)
  • 日本スポーツ理学療法学会(参加)
  • 腎臓リハビリテーションガイドライン講習会(参加)
  • 東北呼吸療法セミナー(参加)
  • 福島・宮城呼吸療法セミナー(参加)
  • 3学会合同呼吸認定士認定講習会(参加)
  • 終末期ケア認定士講習会(参加)
  • 心不全療法指導士講習会(参加)
  • 東北摂食嚥下障害リハビリテーション研究会
    • 嚥下機能化全のためのリハビリテーション訓練:科学的根拠と実践的アプローチ(参加)
  • 回復期等口腔ケアに関する勉強会
    • 摂食嚥下障害に関する知識とリハビリテーション歯科としてのかかわり(参加)
  • 日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会(参加)
  • 日本足の外科学会学術集会(参加)
  • 日本栄養治療学会学術大会(参加)